「の馬」は日本酒のプロ集団「日本名門酒会」によって2002年3月にプロデュースされた焼酎です。
さすがに酒造りのプロ集団がプロデュースするだけあって、使用される芋は、赤いダイヤモンドとも形容され高値で取引されることぶき芋(赤芋)を使用しています。
この芋は、ホクホクしていて甘味が強いのが特徴で、焼芋や大学芋などにも加工されています。その甘味は焼酎に使用されてもやはり感じることができます。
麹には黒麹を使用し、コクと旨みとまろやかさのある芋焼酎に仕上がっています。 仕込み水にもこだわり、工場内に自噴する天然湧き水が使われています。
とてもバランス良く仕上げられていて、芋焼酎を飲みなれた方にもおすすめです。
ネーミングの面白さも手伝ってか、売れ行き好調の芋焼酎だそうです。
そして、「の馬」の醸造元は串間の実力5蔵協業の「寿海酒造協業組合」です。
昭和60年に宮崎県の串問市で5つの蔵が協業して「寿海酒造協業組合」を結成し、
地元で栽培される串間特産の食用甘藷「ことぶき芋(赤芋)」を使用した芋焼酎造りに乗り出しています。
この「の馬」シリーズは、6年熟成の「の馬36度」と、
2003年12月に追加発売されたスタンダートな3年熟成の「の馬25度」があります。
このちょっと風変わりな名前の由来は、
野生馬で有名な都井岬の御崎馬(みさきうま)にちなんでネーミングされたそうです。
もちろん芋は「ことぶき芋」で黒麹を使用しており、
仕込み水は工場内に自噴する天然湧水を使用しています。
今日の焼酎はこの天然湧水を使って15度まで水割りをしている焼酎です。
冷やしてロックで呑んでものど越しが良く、とても呑みやすい焼酎です。
芋焼酎が苦手な女性の方でも抵抗なく呑めると思います。
芋焼酎好きな殿方には全く物足りない焼酎ではありますが・・・。
でも、食間酒としては最適かもしれません。
銘柄:の馬 蔵割15度
かな:のば くらわり15ど
原料:さつま芋(赤芋)・米麹
使用麹:黒麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:15度
貯蔵方法:
貯蔵年数:
容量:720ml
価格:980円
発売元:日本名酒会 株式会社岡永
住所:東京都中央区日本橋馬喰町1丁目7番3号
蔵元:寿海酒造共同組合
郵便番号:888-0005
住所:宮崎島県串間市大字北方1295番地
電話番号:0987-72-5611
FAX番号:0987-72-4355