森が水をたくわえ、そして酒が生まれます。
私達は150haの自然林や小川の手入れを行い乍ら焼酎を造っています。吟香「鳥飼」は150haの森に囲まれた草津(そうず)蒸留所で渓流のせせらぎや谷を通る風の中で育ちます。 (球磨焼酎酒造組合HPより)
吟香鳥飼の生命は 華やかな香りと 柔らかな味わいにあります。
それは、永い年月に 磨かれた技と自家培養の 酵母によって生まれました。
豊かな吟醸香を お楽しみ下さい。 (化粧箱の中の栞より)
吟香「鳥飼」は、およそ焼酎とは思えない華やかな吟醸香を持つ、新タイプの米焼酎で、まるで清酒のような吟醸香なクリアな味わいを持つ個性派焼酎です。自家培養の酵母によってこの個性的な香りを実現させた鳥飼酒造では、製品をこの銘柄のみに絞っており、その意気込みがうかがえます。この焼酎を味わうには、ストレートか、もしくはロックで呑むことをお勧めします。ストレートで呑むと、まるで吟醸酒を呑んでいるような錯覚を覚えます。また、ロックにすると、大事な香りを残しつつ、締まりのあるフィニッシュが楽しめます。全体としてはクリアさが身上の焼酎ですので、クラッシュアイスを加えた食前酒としても楽しめます。鳥飼酒造の「吟香鳥飼」は世界的に権威のある「モンドセレクション国際食品コンクール」でグランプリに輝いた焼酎です。
現蔵元の鳥飼和信氏は、「小さな蔵元が生き残るためには、大きな蔵に負けないような技術革新を行い、独自の技術を身につけ、その蔵でしか出せない特色を持つ事が必要だ」と考え、「吟醸酒のように華やかな吟醸香をもつ焼酎」という、これまでにない新しい焼酎を造ろうと決意され、焼酎の可能性を信じて「香り」の研究に没頭されたそうです。そして試行錯誤を重ね、昔の文献、現代の微生物、醸造学を何年もかけて調べ、大学や研究機関、清酒業界の有名な杜氏さんを訪ね歩き、利益のほとんどを研究費に注ぎ込みながら15年の研究を経て、よやくイメージ通りの香りが研究室から生まれたのです。こうして生まれた「吟香鳥飼」は、新しさを取り入れた球磨焼酎の世界観をもっている焼酎と言えるでしょう。
銘柄:鳥飼
かな:とりかい
原料:米・米麹
使用麹:黄麹
蒸留方法:減圧
アルコール度数:25度
貯蔵方法:タンク貯蔵
熟成期間:
容量:720ml
価格:1,943円
蔵元:株式会社鳥飼酒造
郵便番号:868-0034
住所:熊本県人吉市七日町2番地
電話番号:0966-22-3303
FAX番号:0966-24-7947