くろちゅう 三年寝太蔵 奄美黒糖焼酎
三年古酒を主体にし、五年から十年古酒をブレンドした正真正銘の古酒に造り上げました。
黒糖焼酎の本場奄美大島地方の俗に言う黒糖焼酎唎焼師「本格黒糖焼酎愛好家」の中でも最高なる評価を受けております。単式常圧蒸留にこだわり、本来の黒糖焼酎古酒を堪能できるよう仕上げました逸品でございます。 (瓶の裏面ラベルより)
喜界島は文正元(1466)年の琉球王の喜界島征伐からおよそ150年間琉球王の統治下にありましたが、慶長14(1609)年の島津藩の琉球征伐の結果、琉球から分割されて島津藩に属しました。 その後、昭和21(1946)年に米軍によって本土と行政分離されましたが、昭和28(1953)年12月25日に本土復帰を実現しました。
黒糖焼酎は、約500年前にシャム(今の中国)から沖縄に渡来したと伝えられ、その後沖縄から奄美諸島に伝来し、奄美大島で製法技術に幾多の改良と工夫が加えられ、現在の本格黒糖焼酎が生まれました。 奄美群島が昭和28(1953)年にアメリカから返還されたとき、奄美の主要産物である黒糖で焼酎を造り呑んでいた実績が評価され、黒糖を原料にした本格焼酎の製造が酒税法によって奄美群島(奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島)だけに認められました。奄美の特産品「黒糖焼酎」は黒砂糖の素朴な味が米麹とまじり合いまろやかな風味の高級蒸留酒として、また健康志向の和製ラム酒として今や爆発的な人気となっています。
焼酎は、その風土にあった方法で造るのが一番と「くろちゅう」は、常圧蒸留したてのものをすぐに出荷するのではなく、しっかり熟成させて独特のまろやかさを醸し出しています。海岸沿いにある喜界島酒造は、自然の影響を直接受ける自然環境の中で、温度、湿度、風などに逆らわず、地の利を生かして仕込み水を隆起珊瑚の地下水を使ってカルシウムやミネラルが豊富な焼酎を造っています。
この三年寝太蔵は、黒糖焼酎特有の膨らみのある甘い香りと、とても柔らかい口当たり、そして30度というやや強めの度数をも感じさせないまろやかさ。何とも言えない深いコクと口の中に広がるふくよかな甘みは黒糖焼酎古酒ならではの味わいと言えます。ぜひ、ストレートで呑んでみてください。
銘柄:三年寝太蔵
かな:さんねんねたぞう
原料:黒糖・米麹(タイ産米)
使用麹:白麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:30度
貯蔵方法:
熟成期間:3年+5年・10年
容量:1,800ml
価格:2,690円
蔵元:喜界島酒造株式会社
郵便番号:891-6201
住所:鹿児島県大島郡喜界町赤連2966番地12
電話番号:0997-65-0251
FAX番号:0997-65-0947