奄美大島は人の手が入らない原生林に
包まれた亜熱帯の島です。森の奥には太古の姿を留める動物たちが数多く生息し、南国の豊かな自然を謳歌しています。奄美大島は、琉球と薩摩が出会い、そして響き合った独特の文化を今に伝えています。それは哀愁のリズムを刻む島唄であり、古老の語る神話の数々に覗えます。日本のどこにもない世界が、今も暮らしのなかに脈々と息づいている島です。そのような風土に培われ、呑み継がれている島の酒が黒糖焼酎です。この黒糖焼酎の主原料の黒糖は、白砂糖に比べて240倍のカルシウムを含み、鉄分は50倍近くも含まれています。奄美大島では黒糖のことを薬糖と呼んでおり、奄美の人たちが冬でも風邪を引かずに若々しくお元気なのは黒糖を毎日食べているからと言われています。長寿の島の奄美大島は四季を通じて温暖な気候で、美味しくミネラルが豊富に含まれたサトウキビが採れます。
高倉は、そのサトウキビから生まれた黒糖を主原料に3年以上熟成した原酒をさらに樫樽で琥珀色に熟成させ、芳醇な味と香りをもつ焼酎に仕上げています。常圧の100℃で醪成分が十分に留出された40度以上の厳選された原酒を、ステンレスタンクに3年貯蔵し、十分に熟成させてまろやかさを出したのちに、さらに樫樽で6ヶ月貯蔵することでコクと旨みを出しています。
ほのかに甘い香りを楽しむためにも、ぜひストレートかオンザロックで呑んで欲しい焼酎です。
銘柄:高倉
かな:たかくら
原料:黒糖・米麹
使用麹:白麹
蒸留方法:常圧
アルコール度数:30度
貯蔵方法:樫樽貯蔵
熟成期間:3.5年
容量:1,800ml
価格:2,415円
蔵元:奄美大島酒造株式会社
郵便番号:894-4034
住所:鹿児島県奄美市名瀬入舟町8番21号 (瓶ラベルには工場の住所が記載)
電話番号:0997-52-8441
FAX番号:0997-53-2119