光酒造は、大正11(1922)年創業の光安酒造株式会社より昭和34(1959)2月に分離独立した蔵です。酒造りの思想として「ほんもの」そして「手造り」を守り続けておられます。職人がうまいと自信を持った焼酎だけを提供し、消費者にうまいと言って頂ける確かな味だけを届けることを目指している蔵です。
その光酒造が、じっくりと、ゆっくりと、5年以上の歳月が育てた円熟のまろやかさをもった麦焼酎として送り出したのが「博多小女郎 古久」です。
「古久」とは、昭和54(1979)年に福岡県産本格焼酎の柱となるような商品をと発足した「博多焼酎部会」が平成元(1989)年に名称変更し「福岡県特産焼酎組合」として生まれました。福岡の麦焼酎蔵9社が年間で最大450個(1個30リットル入り甕)と1社当たり50個という限られた量しか貯蔵・熟成できないため利益商品ではなく、福岡の産地イメージを高めることと本格焼酎のグレードアップを目的とした商品造りをなされているそうです。
奥八女・黒木の自然に抱かれた古久蔵ではぐくまれた、深く、濃い、長期熟成ならではの豊かな味わいが楽しめます。熟成は黒木町の「旧国鉄矢部線」の中原トンネルを改修して貯蔵蔵としています。貯蔵に最適の温度管理、湿度管理を行い、貯蔵に最適のアルコール度数40度以上の麦焼酎原酒を30ℓの陶器「古久甕」で貯蔵・熟成しています。麦の香りや旨味が増して、多の麦焼酎では味わえない麦の甘い香りと香ばしい味わいを十分に楽しめる焼酎に仕上がっています。100%原酒ですので一甕一甕出来上がりが違い、全く同じ古久はないそうです。そのため一瓶毎に「古久蔵貯蔵保証書」のラベルが付いています。この「古久」を呑んでの感想はただ「旨い!」の一言に尽きます。
銘柄:博多小女郎 古久
かな:はかたこじょろう こきゅう
原料:麦・麦麹
使用麹:
蒸留方法:
アルコール度数:40 度
貯蔵方法:古久甕
貯蔵年数:5年
容量:500ml
価格:2,280円
蔵元:光酒造株式会社
郵便番号:868-0501
住所:福岡県槽屋郡粕屋町大字長者原95番地3
電話番号:092-938-2458
FAX番号:092-939-2553