この麦焼酎の蔵元は、もともとは日本酒の酒造会社です。
江戸時代の始め、元和二年(1616年)鶴羽屋という酒造家があり、次に羽屋、後に鶴田屋となる酒造株を、寛政元年(1789年)8代目 西野嘉右衛門が買い受け、これによって生を受けたのが清酒「金陵」です。
それから幾多の遍歴を経て、今では化学品から清酒・食料品まで幅広い分野で暮らしに貢献する会社へと成長しました。
この蔵元は金毘羅さんで親しまれている琴平宮の参道に位置しております。
香川米を使った清酒造りとともに、香川の特産品を使った焼酎造りにもチャレンジしており、黒大豆の焼酎、酒造米の焼酎、そして小麦を使った焼酎などを造っています。
今回はその小麦を使った焼酎を呑んでみました。
通常は麦焼酎というと大麦(二条大麦)を使用しますが、
香川県産の小麦”さぬきの夢2000″を使用して仕込み蒸留しした焼酎です。。
また、仕込みの際に麦の半分を焙煎し風味を引き出すとともに、常圧での蒸留でより風味を高めています。
もともと麦焼酎は癖が少なく、呑みやすい焼酎なのですが、このさぬきの夢2000は全く癖を感じさせない呑みやすい焼酎です。
ただ、焼酎好きには少し物足りない感じを受けるかもしれません。
銘柄:金陵 麦焼酎 さぬきの夢2000
かな:きんりょうむぎしょうちゅう さぬきのゆめ2000
原料:小麦・麦麹
使用麹:
蒸留方法:常圧
アルコール度数:25 度
貯蔵方法:
貯蔵年数:
容量:720ml
価格:1,200円
蔵元:西野金陵株式会社
郵便番号:766-0001
住所:香川県仲多度郡琴平町623番地
電話番号:0877-73-4133
FAX番号 :0877-75-2846